Internship Experience – 佐藤美澪

1. 仕事

私がQインターナショナルスクールでした仕事は、学校のブログを書いたり、アクティビティの提案やその詳細を調べたり、日本の留学エージェントを調べることでした。また、アクティビティに参加して生徒たちの写真を撮ることもありました。受付業務もやらせていただきました。

2. 仕事を通して学んだこと

l 学校のブログは、一つのトピックに対して英語やドイツ語、韓国語など様々な言葉で書いていて、私は日本語を担当させていただきました。トピックが一週間ごとに変わり、現地の文化や伝統だったり、英語についてだったのでサンディエゴについてより深く知ることができました。

l Qインターナショナルスクールでは、様々なアクティビティを開催しており、サッカーやハイキング、ファーマーズマーケット巡りなどが体験できます。同じスクールの子と仲良くなれたり、現地の文化を知ることができるのです。私は4月のアクティビティを提案させていただきました。枠組みにとらわれずに自分がやりたいと思うことを提案でき、それをいくつか採用してもらえたことがとてもうれしかったです。

l 自分がアクティビティに参加して撮った生徒の写真が、インスタグラムの投稿で使ってもらえることがあったので、どのように撮ったら一番よく映るのかを考えるようになりました。企業側の写真に対する考え方や、求めている写真がどのようなものかという新しい視点を得ることができたのがよかったと思います。また、生徒の卒業式の写真も撮りました。集合写真を撮る側という経験はなかなかなくて、楽しかったです。

l 受付業務では、大きな声であいさつをするというのが一番大切だと感じました。人が入ってきたときに、その人が一番最初に会うのが自分であると考えると、つまりその企業の第一印象を決めるのは自分の態度であると気づく事ができました。

l マイクロソフトの店舗に行ってLinkedInの研修を受けさせていただきました。LinkedInは数多くの企業と繋がれる国際的なネットワークツールであり、その研修では、登録方法や使用方法を細かく教えてくれたのでとても勉強になりました。私もLinkedInのアカウントを作ろうと思いました。就職活動をするときには、利用しようと思います。

3. 難しかったこと

仕事内容はさほど難しくありませんでしたが、英語で指示される環境であるため、仕事内容を理解することが難しかったです。理解した内容と指示内容に齟齬があってはいけないので、特に意識して自分の仕事内容を確認しました。許可をとったり、確認することが多かったので、そこに日常会話との違いを感じました。また、受付業務中に来られた方の要件を聞くのはとても大変でした。自分の身の回りの人がゆっくりわかりやすく話してくれていることを痛感しました。そこで一番リスニング力が鍛えられたと思います。

4. 大切だと思ったこと

Qインターナショナルスクールで働いてみて一番感じたことは、積極性が求められるということです。 アメリカでのミーティングは意見を自由に出しあって物事を決定していく場だったので、多数決だったり、投票だったりといった自分の意見を聞いてくれる仕組みはありませんでした。そのため、自分から言うというのが大切だということが身にしみてわかりました。”Don’t be shy”これは私が最も言われた言葉だと思います。そして人と関わる仕事をするとき、どこまでも付きまとう言葉だと思います。私は、日本人の美徳とされる謙虚さや慎ましやかさはアメリカではほとんど必要ないと感じました。遠慮していたら何も言えなくなってしまうからです。アメリカ人は皆思い思いに自分のやりたいことをやったり、言ったりします。個人主義なところが多いです。そのため相手に合わせるのではなく、自分が何をしたいのか主張する必要があります。また、英語で話すとき、言われていないことや暗に込められた意味を理解することができる外国人はいません。自分の伝えたいことははっきり相手に言わないと伝わらない。むしろ言うだけでは足りず、表情やジェスチャーも組み合わせて全力でアピールするべきであると感じました 。

5、これから

このインターンシップの経験を通して、私はもっと積極的に自分から発言するべきであると言ことを学びました。そのためには、自分の考えを相手に正しく伝えられる英語力が大切だと感じました。また、企業のマーケティングを直で体験することができ、マーケティングに対して興味がわきました。決められた枠組みにとらわれずに自分のアイデアをだして形にできるというのは、日本ではなかなかできない体験だと思います。日本に帰ったらもっと積極的に自分で行動をするという意識を高く持ち、自分のやりたいことをやっていきたいです。

Qインターナショナルスクールでは自分の提案を受け入れてくださったり、やりたいと言ったことをやらせていただき、のびのびと仕事をすることができました。職員もみんな優しく、居心地がよかったです。なにより、色々な国から来ている生徒たちにとても触発されました。色々な国の文化を知ることができるし、とても元気な彼らをみて元気をもらえました。アメリカの語学学校で働くという経験は、私に色々なものをもたらしてくれたと思います。英語で話さなければならないことが多かったので、このインターンシップで英語をたくさん話すことができました。Qインターナショナルスクールでとても充実した時間を過ごすことができたのでよかったです。